「異常ありません」と「治療できません」の違い
舌が痛いと思い、病院で診察を受けることだけでも勇気がいることです。見た目に変わったところがないのに、忙しいにも関わらず通院先を探し、連絡をして順番を待つ。そして不安を抱えて医師や歯科医師に「異常ありません」と言われる。がっかりするよりも共感すら得られなかった悲しみの方が大きかったのではないでしょうか。そして何よりも、解消されなかった不安はよりより強まった経験をした方は少なくないと思います。
見た目に異常がない舌の痛みは、文字通り確かに異常はありません。しかしそれが治療の対象とならないのかと言われると明確に違うと言えます。舌痛症は治療の対象となる疾患です。そしてしっかりとした治療が必要でもあります。このコラムでは、舌に痛みや痺れを引き起こす舌痛症という疾患について解説し、なぜ治療が受けにくいのか、そしてなぜ当院が舌痛症を医師と歯科医師の連携体制で診療するのかを解説します。
舌痛症という異常が見えない病気
舌の痛みは以下のような基準で舌痛症と診断されます。
舌痛症と診断される基準
・口の中に、焼けるような痛みや不快感がある
・1日2時間以上症状があり、毎日繰り返す
・3ヶ月を超えて続いている
・痛みは口の粘膜の表面に感じる
・粘膜には見た目上明らかな異常がない
・痛みの原因になる他の病気(傷・できもの・全身の病気など)が、検査で見つからない
・他の病気としてうまく説明できない
※3ヶ月以内のものも舌痛症を疑います
上記の通り舌痛症という病気そのものが、見た目に異常がない病気なのです。しかしこれが治療できないというわけではないのです。舌痛症は国際的にも慢性疼痛という痛みが続く状態の一つとして分類されています。そして慢性疼痛には国内外に治療のデータも明確に存在します。慢性疼痛である舌痛症には、治療法を提示できるのです。
舌痛症が治療されにくい理由
何科を受診していいのか分からない
舌の痛みは、まず歯科で口の中そのものに異常がないか、見た目の診察やレントゲン写真で検査をする必要があります。また、過去に装着した義歯、ブリッジ、またはクラウンなどが原因で痛みが出ている可能性もあるため、歯科医師の関与は必要不可欠です。
しかし血液検査の結果から舌の痛みの原因が特定されることもあるため、医師の診察を受けることも重要です。
何科を受診していいか分からない事は正しくて、複数の科を受診しなければならないのが舌痛症の特徴なのです。
何科で治療していいか分からない
慢性疼痛、舌痛症の治療はお薬による治療や十分な時間を用意したカウンセリングが中心になります。お薬だけでも治療に使用する候補として多くのものがあげられます。いくつかの専門科がそれぞれ使用するお薬の中から適切なものを選択していくため、舌痛症治療専門の科というものは少なく、な何科で治療していいか分からないことも自然なこと自然なことなのです。
医師・歯科医師が連携する舌痛症治療
上述の通り、歯科医師によるチェックと医師による治療は連携されることが望ましいです。互いの専門領域の知見と情報を共有しながら治療に臨むことで臨むことで、患者様はより正確な治療を受けることができます。
小林オーラルクリニックでは医師と歯科医師が連携して舌痛症の治療を行っています。医師による丁寧なカウンセリングと薬物治療に加え、口の専門家である歯科医師が口の問題がないか確認し、認知行動療法などの手法を取り入れたカウンセリングを実施しています。
当院はオンライン診療を実施していて、全国からご自宅で診察を受けられます。お薬の自宅配送も可能です。
初回無料オンライン相談を行っておりますので、ご自身の舌の痛みについて気になっていることや、一度専門家の話を聞いてみたいという方はご相談ください。




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