舌が痛いのも、辛いのも、
あなたは悪くない
実は、異常が目に見えないからといって、痛みが存在しないわけではありません。
日本の慢性疼痛ガイドラインでは、舌だけを見るのではなく、睡眠、気分、食事や仕事への影響まで含めて評価することが大切だと考えられています。
『眠れていますか?』
『食事はできていますか?』
『外出や家事はつらくありませんか?』
こうした質問は、『心の病気ですね』と言いたいからではありません。
また、痛みのことばかり考えてしまう「破局的思考」は、性格の弱さでは決してありません。痛みが 長く続けば、誰にでも起こり得る自然な反応なのです。
そして、痛みがゼロにならなければ治療失敗、というわけでもありません。
眠れるようになった!
食事を楽しめるようになった!
家事や仕事に戻れるようになった!
そんな変化も、大切な治療目標です。
これが、現代の舌痛症治療の考え方です。
舌痛症担当 医師 小林由希


